第3回単組長会がありました。

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 24日には第3回単組長会が行われました。委員長のあいさつの後、書記長から経過・情勢報告がありました。前回の単組長会からの経過として、7月15日の泰阜地区への第1回山間地訪問、7月21日の県教組独自要求提出交渉、8月16日の教採二次対策講座、9月6日の第24回支部ソフトボール大会などの報告がありました。また情勢報告としては「最近のへき地級地指定の動き」「人事院勧告」「人事委員会勧告」「来年度の文部科学省の概算要求で義務特手当が3.0%→2.2%に引き下げられる内容になっていること」「県の税収入が不振」などの内容がありました。
 協議では、まず議会請願及び採択についての再確認が行われ、「へき地級地維持改善に向けて」「義務教育費国庫負担制度堅持」「30人以下学級実現に向けて」などの議会請願が、ほとんどの自治体の議会で可決されたことが報告されました。例年以上の早いペースで議会請願が進んだことは偏に単組長の方のご尽力のおかげと感謝です。
 また、これから行われる地教委懇談に向けて、いくつかの小グループに分かれて「地教委懇談の内容、要望項目、課題など」をテーマに情報交換を行っていただきました。そこで話し合われた内容としては「予算編成の時期に合わせて11月中に懇談を行いたい」「かけもち教科の解消に向けて専科職員を村費でつけていただけるように要望していきたい」「耐震工事や、新校舎建設などで予算面が厳しいが、要望を出していきたい」「来年度から試行される新学習指導要領に向けて、教材整備やELTの増員など要望していく必要がある」「今年度に引き続き特別支援教育支援員の更なる配置増を求めていきたい」「常任の司書や教員住宅の整備を求めていきたい」などの内容が出されました。少人数のグループだったので、どのグループでも一人一人の参加者から活発に意見を出していただくことができたことが最大の成果でした。
 単組懇談はこれからの時期が本番になります。下伊那支部執行部としても援助は惜しみませんので、担当執行委員を通して、ご連絡・ご相談をいただきたいと思います。