長野県教職員組合下伊那支部

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長野県教職員組合下伊那支部

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みんなで元気をだして 盛り上がろう 支え合おう
                                                    執行委員長 小林 正彦

 昨年度末、卒業式も間近にせまり、新しい希望を描き始めた矢先の突然の大震災。日本中が深く大きな悲しみに包まれました。この大地震で犠牲となられた皆様に、謹んで哀悼の意を表するとともに、今も大変困難な生活を強いられている被災者の方々に、心からお見舞いを申し上げます。
 今年の冬は冷え込みの厳しい日が多く、なかなか春の足音が近づいて来てくれませんでした。2004年の寒冷地手当の見直しで下伊那支部内のいくつもの学校が支給対象から外されて以来、支部では、独自に超小型ボタンサイズ温度記録計(サーモクロンデータロガー)を用いて、冬季の気温を計測し続けています。その結果においても、ここ数年の中では、最低気温、冬季の平均気温ともに、ぐっと低い年になったという結果もでています。下伊那に寒冷地手当が支給されない地域があることの不条理さを強く感じた冬でもありました。
 しかしそうした厳しい寒さを耐え忍んだあとに咲き誇る今年の桜は、いつも以上に艶やかであり、おだやかで、明るくあたたかな春を演出してくれたように思います。 各職場におかれましても、満開の桜のもとを、希望にあふれ晴れ晴れとした表情で、元気いっぱいに登校してくる子どもたちの姿に、希望とやる気を分けてもらい、新年度のスタートが力強く切られたことと思います。
 子どもたちや私たちをとりまく情勢は、ここのところ大変厳しいものが続いています。加えてこの3月に東日本を襲った大地震。「戦後最大級」「未曾有の被害」といった報道が連日流され、それらを目にする度に心が痛みます。それと同時に、今、自分たちはどのように生きようとしていくことが大事なのか、できることというよりは、しなければいけないことは何なのか、子どもたちにとって幸せな社会をつくりあげていくとはどういうことなのか、いろいろなことをあらためて考えさせられます。
 こうした中、2011年度の組合活動はスタートしました。厳しい冬を耐え抜いた桜の花が、ひときわあたたかみと美しさを放ってくれているのと同じように、私たちも、この悲痛な状況、厳しい現状を打開するためには、仲間と絆を深めながら「耐えぬく時」でもあるのかもしれません。
 しかし、震災からの復興に向けて「力を合わせる」「みんなでつながる」「助け合う」そういう気持ちがあふれてきています。この気持ちは、組合において常に大切にされてきた思いでもあります。2011年度の組合活動の第一歩を踏み出すにあたり、こうした原点となる気持ちをもう一度みんなで確かめ合い、やらなければいけないことを、誠実に一つひとつ実践にかえていく決意を新たにしています。
 大きな一歩は踏み出せなくても、確実に前に向かった歩み出しができるよう、どうか今年一年も、組合員の皆様のご協力、ご支援をよろしくお願いします。
 さて、本年度の支部組合活動のスローガンを『WAっしょい!下伊那~和・輪・ワッ~』としました。先にも書いたとおり、活動の方向を見通すには大変難しい一年となりそうですが、こういう時だからこそ、みんなで元気を出して難局を乗り切ろう、そんな願いをスローガンにしました。重くのしかかる情勢を、みんなで下から持ち上げて跳ね飛ばそう、そんな「元気」を組合員の皆さんそれぞれに出しあっていただければと思います。
 組合活動の活気は、「参加」することから始まります。本年度は支部の教育研究集会のスタイルが変わります。共育フォーラムもさらに充実することを願って計画をたてていきます。ソフトボール大会やバレーボール大会など、組合の様々な活動にワッと集まっていただき、悩みや喜びを共有しあいながら支部の和を深め、仲間の輪を広げていきましょう。 

<支部情報第1号より>