へき地学習会③が開かれました。

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27日(金)には、1988年へき地級地指定見直し時に執行委員長を務められ、とりくみの先頭にたたれた塩沢正人先生をお迎えして、3回目のへき地学習会を行いました。
 先生が委員長をされていたのは20年前のことですが、とりくみの詳細にわたって、まるで昨日のことのようによく覚えておられて、様々なことを教えていただきました。
 一例を挙げれば、教育七団体を中心としたとりくみ、文部省への2度にわたる陳情行動や、文部省の担当者による下伊那の現地視察を実現させて、下伊那のへき地性を理解してもらうためにどこをどのように案内したかなどです。
 20年前と今では私たちをとりまく環境が大きく変化していることは確かです。しかしTVの難視聴の問題や、極寒地帯の扱い、教育事務所との懇談や教育七団体による県陳情のタイミングなど、今回のとりくみに直接生きる事柄についても、先生のとりくみをもとにご助言いただきました。組合に対する情熱が先生の言葉の端々に感じられて、私たちも襟を正す思いでした。ご助言いただいたことをこれからのとりくみに生かしていくことが、先生への恩返しになると思います。