【執行委員会だより(2)】新年度支部活動の本格始動

2012年度下伊那支部活動が本格始動しています。組合員の皆さんの熱誠あるご理解と献身的なご協力で、さわやかにHOTに活動が進んでいます。本当にありがとうございます。

(1)第1回評議員会が行われました(4月10日)

年度初めのご多忙中にもかかわらず、各校評議員の皆さんにお集まりいただき、第1回評議員会が行われました。今年度議長には、岡庭英貴さん(追手町小)、長谷川松実さん(高陵中)、桐生姿華美さん(丸山小)の3名の方が選出されました。書記局より上程された議案のすべてが可決され、新年度の組合活動が本格始動しました。各校からは、切実な声が多数寄せられ、参加者一同、「天気晴朗ナレド波高シ」の思いを強くしました。

(2)退職組合員感謝慰労の会(4月14日)・フレッシャーズ歓迎会(4月20日)が行われました

長年、組合活動に尽力いただいた組合員の方に感謝と慰労を差し上げる会が、舞鶴で行われました。あたたかな雰囲気の中、組合活動の来し方を知り、「組合活動とはどうあったらよいのか」について考えあうよい機会となりました。また、今年度下伊那の各学校に赴任されたフレッシュな皆さんを歓迎し、ともに歩むHOTな下伊那支部の礎を確かにすべくフレッシャーズ歓迎会も行われました。新たな出会いが、新たなみえない結びつきを生み、下伊那の教育がさらに豊かになる予感を感じた熱い会となりました。

(3)単組(単位組織)長会が行われました(4月24日)

各単位組織の責任者の皆さんに集まっていただき、これからの組合活動の具体的な動きを支えていただくために、単組長会が行われました。議会や市町村教委への働きかけを具体的に行っていく基本となる組織が単組であるだけに、今後一年間の組合活動の正否を握るともいえる組織を束ねる皆さんの役割は大きなものがあります。単組活動というと地味な印象もありますし、なかなか見えにくいところもあります。しかし、「大切なものは目には見えない。心の目で見るんだよ」という『星の王子様』の狐の言葉ではありませんが、単組活動こそ、目には見えにくいですが、組合活動の命脈を握るものです。大切にしていきたい活動です。

(4)第2回評議員会は5月1日(火)です!よろしくお願いします!

主な議題は・・・支部定期大会についての連絡、支部専門委員の承認など、です。万障差し繰りの上、評議員の皆さん、ぜひご参加ください。

(5)下伊那支部定期大会は、5月19日(土)です!委任状で「参加」ではなく、足を会場にお運びくださって参加ください!

【2012年執行委員会だより(1)】

2012年度県教組下伊那支部執行委員会では現在、5月19日(土)に開催予定の下伊那支部定期大会提案の議案書作成を進めています。各部から提案される原案に対して、一字一句丁寧かつ真摯な検討が行われています。

【お知らせ】

1 下伊那支部悲願の天龍村「へき地級地」改善が実現しました!

天龍小学校、天龍中学校、天龍学校給食共同調理場が、「特別の地域に所在する学校」に指定されました。これまでのさまざまな働きかけ、特に下伊那教育七団体での陳情、県教委による現地調査などが奏功した、全国的に見ても例のない快挙です。

<リンク>県教育委員会HP「学校職員のへき地手当等に関する規則の一部を改正する規則案について」(pdf) http://www.pref.nagano.lg.jp/kenkyoi/teireikai/937/937-6.pdf

※「特別の地域に所在する学校」に指定されると、へき地学校に通う子どもたちや教職員のために、教育環境整備に関わる援助を受けることができます。

2 新年度開始すぐに職場会を開催して校内組織の立ち上げを行ってください!

3 2012年度県教組下伊那支部第1回評議員会は4月10日(火)です。

ホームページの不具合申し訳ありませんでした

長期間にわたり、県教組下伊那支部ホームページが閲覧できない状態になっておりました。
組合員の皆様はじめ、ホームページを利用されていた皆様には、大変ご迷惑をおかけしました。

復旧いたしましたので、今後はさらなる情報提供につとめてまいりたいと思います。

県教組定期大会 全県に響かせた下伊那の声!~6月3・4日~

長野県教職員組合定期大会が、6月3・4日の両日、長野市の篠ノ井市民会館で行われました。
下伊那からも代議員31名が参加して、今までの支部の取り組みや今後の運動方針のあり方などについて発言してきました。
また、下伊那支部が中心となって8支部共同で提案した「県条例による『へき地』級地指定の維持・改善と、手当支給率の復元と拡大を求める特別決議」は、会場から大きな拍手を受けるとともに、参加者全員の総意によって決議されました。
お忙しい中、代議員として参加していただいた先生方と、それぞれの職場から代議員を送り出していただいた先生方に感謝いたします。
皆様ありがとうございました。

支部定期大会 たくさんのご意見ありがとうございました ~5月14日(土)~

5月14日(土)、飯田文化会館において、支部定期大会が行われました。
土曜日で休日の開催でしたが、多くの活発な意見が出され、たいへん内容の濃い大会となりました。
大会では、修正案は7本提出され、3本を修正受入れとして、本年度の運動方針が決定しました。
大会で決定した方針に従って、執行部を中心に活動を進めていきたいと思います。
協力いただいた多くの組合員の皆様、ありがとうございました。

フレッシャーズ歓迎会 ~4月22日(金)~

本年度下伊那にこられた先生方にご参加いただき、フレッシャーズ歓迎会を行いました。学習会では、組合の主な活動や教職員共済などの福利厚生についての説明を行いました。その後は場所をうつし、懇親会を行いました。
多くの先生方にご参加いただき、たいへん盛り上がった会になりました。ありがとうございました。

退職組合員感謝慰労の会 ~4月16日(土)~

4月16日(土)、長くおつとめいただいた4名の先生方にご参加いただき、退職組合員感謝慰労の会を行いました。参加していただいた先生から「先輩の先生が権利を獲得してくれたおかげで今がある。途中でやめてはいけない」など、組合への願いも含めて、お話をいただきました。

また、多くの先生方から「返信はがき」の近況報告欄に心温まるメッセージをいただきました。感謝申し上げます。

第1回評議員会 ~4月8日(金)~

年度当初のお忙しい時期にもかかわらず、評議員の先生方には時間正確にお集まりいただき、ほぼ定刻に第1回の評議員会を開始することができました。また、スムーズな進行にもご協力いただき、予定より早く会を終えることができました。ありがとうございました。

山間地問題対策委員会 答申

2011年2月15日

長野県教職員組合下伊那支部

執行委員長  小林 敏 様

山間地問題対策委員会

委員長 大池 満

山間地問題対策委員会 答申


平成22年年3月18日、長野県教育委員会定例会において、「学校職員のへき地手当等に関する規則の一部を改正する規則案」が審議、承認されて、4月1日より新しいへき地等学校の指定が施行されました。今回の改正は、「へき地教育振興法施行規則の一部を改正する省令」が、平成21年3月13日に文部科学省令第4号として公布され、平成22年4月1日から施行されることになったことにより行われました。20年ぶりに基準そのものが変更された今回の級地改正では、全国的には多くの都道府県で級地ダウンとなりました。そんな中で、下伊那関係では根羽小学校、根羽中学校の級地がそれぞれ1級から2級に改善されました。また、新設された泰阜小学校も1級に指定されました。これは、07年度から始まった下伊那支部など下伊那教育七団体連絡会の「へき地級地指定維持・改善のとりくみ」が、09年度10月には県教委による現地調査を実現させるなど、着実な成果を挙げたことによるものです。しかし、残念ながら私たちが切望していた天龍地区の級地指定は実現せず、基準変更の影響で、今まで指定されていた「特別の地域に所在する学校」からも外れてしまいました。

一方、国の動きとして、09年秋に公表された地方分権改革推進委員会の第3次勧告の中に「へき地学校等の指定基準及びへき地手当の支給に係る基準を条例委任する」内容が盛り込まれました。これを受けて、当時の鳩山首相は「地域主権の確立」こそ鳩山内閣の一丁目一番地の重要課題であるとして、「地域主権改革推進一括法案」を、昨年の通常国会に提出しました。この法案では現行の国の基準については「参酌すべき基準」として、基準を条例委任する内容が含まれていました。法案は参議院で可決され、後は衆議院での可決成立を待つばかりの情勢となりました。

このような情勢を受けて、南信州広域連合議会では、2月には「天龍村立2校及び学校給食共同調理場について、画一的な国の基準による判断のみでなく、土地の実情を理解され、貴委員会の独自判断により、今一度、現状維持が継続できる方途を検討すること」「長野県条例による級地指定基準の策定にあたっては、地域の実情に即した長野県ならではの平等な教育環境の充実につながるものとし、真の実態に基づく対応が可能なものを整えること」という内容を含む意見書を、県教委に提出して、県が級地指定基準を条例化して、天龍地区の級地を改善することが、南信州全体の要望事項であることを明らかにしました。

昨年度の答申を受けて、今年度も、例年よりも早く4月より活動を開始した山間地問題対策委員会では、情勢を検討した結果、地域主権改革推進一括法案成立を見据えて、条例化されるであろう級地指定基準について、昨年度に続いて今年度も6月という早い段階で県教委に下伊那教育七団体連絡会として直接要望を行うべきであると判断して、要望実現をはたらきかけるとともに、要望書の内容について研究を重ねました。

国家公務員や、地方公務員の特地官署等の指定基準等の研究を続ける一方で、6月9日には天龍中学校において山間地訪問を行い、天龍村の相対的へき地性が増大している現状について、多くの生の声をお聞きすることができました。そして、6月21日には下伊那教育七団体県陳情を行い、私たちの要望を直接聞いていただくことができました。

しかし、その後、国の情勢が変化して、地域主権改革推進一括法案は継続審議となり、未だ成立の見込みは立っていない情勢です。下伊那支部では、その後も9月の県教委陳情や県教委独自確定交渉などあらゆる機会で、天龍地区のへき地級地改善を訴えてきています。また1月20日には売木小中学校と隣県の愛知県豊根村立豊根小学校において山間地訪問を行い山間地の冬場の気象条件の厳しさを実感するとともに、へき地学校における通勤や生活の困難さ、小規模校における教育課程編制上の苦労や工夫、へき地手当等の待遇面における違いなどについての生の声を聞くことができました。

情勢は現在もめまぐるしく変化し、予断を許さないところですが、年度の区切りとして山間地問題対策委員会としての今年度の活動を終えるにあたり、来年度の下伊那支部の山間地問題に対する施策の視点として以下の内容を答申いたします。

1 へき地教育振興法の基本理念を生かし、来年度以降のへき地級地指定基準の条例制定に向けて、山間地の生活実態にあった指定基準となるように下伊那教育七団体などとともに県に強くはたらきかけていただきたい。

与野党対立が深まるばかりの現在の国会情勢では「地域主権改革」関連法案の成立は予断を許さない情勢です。しかし、下伊那支部としては成立の可能性がある限り、日教組や地元出身の国会議員にはたらきかけなどを行い、成立を期したとりくみを続けていく必要があります。また、これと並行して条例で制定される級地指定基準が「地域の実情に即した長野県ならではの平等な教育環境の充実につながるものとし、真の実態に基づく対応を可能なもの」となるように、研究を続けていく必要があります。情勢の変化により法案が成立するようなことがあれば、関係者の現地調査を再び実施するなど、敏速な対応をとる必要があります。

また、へき地教育振興法施行規則では級地の見直しは概ね6年毎に行うとされています。近い将来級地の見直しが県教委によって行われることは確実です。その見直しに向けて、ここ数年、理解が進んできている「へき地学校等の指定の問題は南信州全体の問題である」という認識を更に深めることが大切です。具体的な調査を伴う山間地訪問など、今までのとりくみを続けていくとともに、県会議員など関係各方面へのはたらきかけを強めるなど、幅広く継続的なとりくみをしていくことが肝要です。

2 特に、小学校の「飛び複式学級」、中学校の「複式学級」解消のための加配職員確保について引き続き関係諸機関にはたらきかけていただくとともに、複式学級編制校における、教育課程の組み方や年間指導計画のあり方等について、情報を共有できるように事例の収集に努めていただきたい。

児童生徒数が減少する中で、今後、複式学級とならざるを得ない状況に陥る学校が増えてきます。「小学校の飛び複式学級」「中学校の複式学級」では、教材も学習内容も大きく違う二つの学年が同時に一つの教室で一人の教員が指導しなくてはならないため、教育上様々な困難点があらわれてきます。私たちのとりくみもあって、県教委の特別の配慮により、今年度も和合小学校と平谷中学校に加配職員が配置されました。小中共に教職員の人数が少ないために起こる教育の質の低下、教職員の負担増を防ぐため、今後も加配職員確保について、後退することが無いようとりくみを継続していく必要があります。

そして、そのとりくみを継続すると同時に、現実には、複式学級編制となった時に備えることが大切です。昨年度の平谷小中や今年の売木小中での山間地訪問では教育課程編制上の工夫等について参考になるお話を聞かせていただくことができました。これからも、県の内外を問わず、複式学級編制校における実際の教育課程の組み方や年間指導計画のあり方等についての情報を収集して、分析し、ノウハウを蓄積していくことは、私たち、そして子どもたちのためにも意義あることだと考えます。

3 山間地校の具体的な実地調査をさらに深め、その実情や教育上の困難点・問題点を関係諸機関に強くはたらきかけて、へき地手当及びへき地手当に準ずる手当の支給率引き上げ、へき地特昇にかわる昇給号俸数の上乗せが実現するように努めていただきたい。

山間地に勤務するということは、生活物資は街場より高く品数はそろわない・単身赴任で二重生活を強いられる・怪我や病気による治療は病院の往復に時間がかかる・街場へ買い物に出るにも時間と交通費をかけて往復しなければならないなど、不自由や不安を抱えての勤務であり生活になっています。また、家庭を持つ中堅層が、山間地に勤務することは大変困難であり、職員構成は若年層や臨任職員に偏り気味です。

長野県のへき地手当の支給率は全国最低であり、愛知や静岡などの隣県と比べても著しく低い水準にあります。このような実態を正確に把握するために、今年度は隣県愛知県の豊根小学校(へき地2級)へも山間地訪問を実施しました。愛知県では地区ごとの人事異動が原則ですが、豊根小学校など北設楽郡の13校、全ての学校がへき地学校であり、従前通りの支給率(へき地学校に準ずる学校4%、へき地1級8%、へき地2級12%)が適用されています。長野県は全県人事を行っているにも関わらず、支給率は低く抑えられたままであり、支給率の引き上げは、当該学校の教職員はもちろん、下伊那全体の要望事項です。

へき地手当及びへき地手当に準ずる手当の支給率の引き上げ、へき地特昇にかわる昇給号俸数の上乗せが実現するために、強いはたらきかけととりくみをお願いします。

教育問題専門委員会 答申

2011年2月15日

長野県教職員組合下伊那支部

執行委員長 小林 敏 様

教育問題専門委員会

委員長 田代 一郎

教育問題専門委員会 答申


私たち教育問題専門委員会は,下伊那地区における中学校部活動の,運営指導面,生徒の健康面,保護者負担,部活動手当等について現状や課題を探りたいと思い活動を進めてきました。まず,アンケートを下伊那地区の全中学校にとりました。その分析を,委員会内や,教研集会にレポートを提出して討議し,次の点が明らかになってきました。

①部活動の良さを感じて指導している。生徒も楽しみにしている。

  • 多くの顧問が部活動の価値として,人格形成や精神的な成長を促す大きな役割があると感じて指導をしている。また,生徒指導面での効果や学年・学級を超えた友人関係の広がりが持てること,先生と生徒の絆も深まることなど,有意義であることが多い。

②もっと知って! 部活顧問は頑張っています。でも,自らは言いだしにくい事がある。

  • 部活動の良さを知っているからこそ,頑張っている中学の部活動顧問の先生方。でも,手当の実情や,ご自分の家庭や時間を犠牲にしての部活指導の実情については保護者や周囲の方も知らないことが多いのではないだろうか。

③山間地校や小規模校は部活の存続や練習相手などで困っている。

  • 運動系,伝統芸能系の部員数の減少。
  • 下伊那の特徴として,山間地校や小規模校では練習相手も困っている。

④保護者と部活顧問と外部指導者と連携での悩みがある。

  • 地域指導者の確保が難しい。
  • 保護者との関係:練習量への温度差(「もっとやってほしい」「やりすぎ」)
  • 勝敗を優先せざるをえない考えと,とりくみを優先させたい考えと,保護者や指導者との関係の中で難しい面がある。
  • 部活動の顧問が社会体育・クラブのコーチになる例もあり負担が大きくなった。

アンケートの中には,クラブ 時間・手当についての切実な声がありました。

★クラブという名で吹奏楽の活動をしているのがほとんどです。土,日のクラブもあり,休みがないのに手当もでません。疲れるので平日の授業や学級の運営に支障があります。
★家庭があるので,朝部活に出ることができません。土,日どうしても部活が入り,家庭との両立が悩みです。私の部では生徒も理解してくれることもありますが,保護者の要望もあると大変です。

子どもたちとよい関係をつくりながらも,苦しんでいることが伝わってきます。この他にも,公務多忙で指導時間がない,経験がないため専門的な指導ができない,などの声が寄せられました。

そこで,これら現場の悩みをどのように改善していくかを考え,教育問題専門委員会として,以下について答申いたします。

中学校部活動の,部活動手当,運営指導面,等について現状の改善について積極的なとりくみを進めること

  • 社会体育・クラブの活動が増え,手当の無い指導時間が実質は増えた意味を踏まえた部活動の手当の増額を県教委に要望していくこと
  • 下伊那に数多くある山間地校においても,対外試合に参加しやすくなるように,遠征費の増額を市町村教育委員会へ単組活動を通じて要望をしていくようにはたらきかけをしていくこと。
  • 部活動担当者は様々な悩みを持ちながらも生徒のために自分の時間をさいて活動していることは顧問自身として言いにくいことであるので,組合活動として要望や悩みを積極的に聞き取り、その改善へのとりくみをしていくこと

教研集会等でアンケートの結果をもとに,現場の声を伝えどのように改善していったらよいかを考えました。部活動顧問だけが悩んではいけない,運営面での改善を少しでもはかっていけるようにしていかなければならない等を痛感しました。そこで,組合活動として,上にまとめたとりくみがなされることを切に願っています。

最後に,本委員会の運営に際し,支部執行部並びに書記局には大変お世話になったことを申し添え,支部組合活動のますますの発展を祈念し,答申と致します。