へき地級地指定基準の見直しについて

 今年度、下伊那支部にとって最大の課題であるへき地級地指定基準の見直しの問題ですが、9月24日付けの県教組からの情報によると、日教組からの情報として、日教組がへき地級地指定基準の見直しにかかわって文科省折衝を行ったところ「新しい級地指定による手当支給の変更時期は、再来年の2010年4月とする」ことが判明したとのことです。なお、文科省の省令(へき地教育振興法施行規則)改定は、年内もしくは09年3月までに行われる予定とのことです。
 これは、文科省が、この秋に行われることになっている人事院による特地勤務手当(離島その他の生活の著しく不便な地に所在する公署(特地公署)に勤務する職員に支給される)の見直しとの均衡を図ることや、各県におけるへき地級地見直しの事務手続きにかかる準備期間を考慮したためと考えられます。
 結論が1年先送りされることになっても、へき地級地指定基準の課題が、下伊那支部の最大の課題であるということに変わりはありません。先を見通してうえでの、より息の長いとりくみが必要になります。執行部も全力でとりくんでいきますので、職場長、評議員の方をはじめ、皆さんのご協力をお願いします。